先日アップされた『軍事トリビア#36』
~ダンピール海峡と魔のサラワケット~
ですが、門下生のシュウさんが
感想を寄せてくださいました。
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先の戦争で悲惨だった戦場と言えば、
沖縄戦はもちろん、ガダルカナル島の戦いや
インパール作戦などが頭に浮かびますが、
東部ニューギニア戦線がそれほど悲惨だったと
いうことは恥ずかしながら知りませんでした。
動画を見て、正直、これは現実の話か?
とすら思ってしまいました。
海上で狙い撃ちされ半数が亡くなり、
富士山より高い山を登り、数十キロもあるであろう
荷物を抱えて密林を抜け、熱病、下痢、食糧難で
次々倒れ…。ようやく地獄のような困難を抜けて
他の部隊と合流しても、まだそこからさらに悲劇が
襲うって…。もう考えるのをやめたくなりますね。
でもそういう、苦難を味わい尽くして来た人々の犠牲が
あって、今の我々の生きる場所は成り立っているのだ…
ちゃんとそう胸に刻まないといけません。
胸が痛みますが、東部ニューギニア戦線のその後も
しっかり見届けたいと思います。
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シュウさん、ありがとうございました(^^)/
戦史では「〇〇決戦」とか「〇〇海戦」「〇〇作戦」と
いった具合に、戦闘そのものにまとまりがあり、
わかりやすいストーリーだと後世にその名が
残りやすいのかなと思います。
私はどちらかというと、注目されない戦場、
語られない戦闘のほうに関心があります。
とくに東部ニューギニアは、決戦というより
機動に次ぐ機動、飢えと病との戦いでした。
そんな中、第18軍は最後に死力を尽してある作戦を
決行するのですが・・・それはまたいずれ!